介護業界向け 定着率アップについて⑤面接の重要性②
介護業界の実態を考えてみる。
介護業界の離職率
引用東洋経済
公益財団法人介護労働安定センターによる平成30年度「介護労働実態調査」の結果では、訪問介護員、介護職員の1年間(平成29年10月1日から平成30年9月30日まで)の離職率は15.4%でした。ところが、入所から1年未満の職員の離職率は約38.0%、1年以上3年未満の離職率は26.2%となっています。つまり、3年未満の職員の離職率は全体の離職率の4倍以上ということになります。事業所の離職率を下げるためには、入所から3年未満の職員の離職率を下げることが重要です。
これが現実です。
離職率は15.4%
期間を見ると
1年未満の職員の離職率は約38.0%
1年以上3年未満の離職率は26.2%
このような数字があります。
これは、ミスマッチが原因なのでしょう。
では、どのようなミスマッチなのか、そしてこれを防ぐ解決策はないものなのか?
では逆になぜ、この業界、職種に就職したのか
①通勤が便利だから37%
②資格・技能が活かせるから35%
③人や社会の役に立ちたいから29%
離職した理由についてはどうだろうか(全職種)
①結婚・出産・妊娠・育児のため 30%
②自分の将来の見込みが立たなかったため17%
③職場の人間関係に問題があったため16%
④収入が少なかったため13%
離職理由は結婚が一番である。収入の問題ではないかと想像したが、違ったようだ。
しかし、人間関係や、将来性に不平不安があったことは否めないようだ。
これらを踏まえて、採用がいかに重要なのかがご理解いただけただろうと思う。
働く方のバランスや能力を見極めたうえで、法人がとにかく、安易に配置しているのではないか?入れることを十分検討しないと継続して勤務するだろう。。。
時間は介護業界向け 定着率アップに向けて 離職対策について①