介護業界向け 定着アップについて②雇用者の考え
さて
二回目では、雇用者の考えを書いてみます。
私は施設長や管理者を歴任し、数か所の拠点を立ち上げ管理していました。
その際に、雇用するときには必ず【採用設計】をしています。戦略的採用のスタンスで
人の雇用を進めていました。
今回は、雇用する側の考えを実際の管理者向けに書いておこうと思います。
雇用するということで、まず考えたのは、どのような組織であるか、とどのような介護サービスを提供しているのか。
二つを考えます。
組織は働く中で、情報の連携や指示命令系統の確立になります。また、対外的にだれが責任者で募集するポジショニングはどこなのか?
これを明確にします。
人の数合わせで考えていくと、つながらなくなりますのでそのような考えはしません。
そうすると、デイサービスが二か所、有料老人ホームが一つの組織でしたが
欲しい人材と活躍して欲しい人材、などと区分します。
企業は、現在の人員数から、まず考えるでしょう。そうすると、選択権を求職者に与えることが出来ずに働く意欲や目的意識、動機が低くなります。
これ、事業所の方考えたことありますか?
っと、これから採用の設計プランにテーマを作成し進めていきます。
今まで、雇用側の考えはどうでしょうか?
考えていますか?
時給850円。
夜勤もして欲しいな~
早出もお願いしたいな~
送迎もしてもらわないと~
遅出できるかな~
日曜出れるかな~
こんな感じではないですか?
これってなにも考えているとは言えません。
求職者と採用する現場うまくいきますか?
下記に記したように、本音は条件で考えていませんか?
雇用する側の考えは、条件のみで決めているからこそ、定着しないのです。
反省
次回、介護業界向け 定着率アップについて③求職者の考え